
編集・解説 (故)山本武臣(アジサイ研究家)
改訂版 編集・解説 秋田宏
全国の野生種を集大成したVol.U
61点を新たに追加し、300点に及ぶ写真と解説。
「みちのくあじさい園」は、林業に関係する方々の間で「手入れの行き届いた杉山」として知られた美林の中にあります。園主の伊藤さんは50haもの杉山の営林作業に黙々と精を出していましたが、静まり返った林の中での孤独な作業に、何か語りかけられるもの、目の慰めになるものはないかと、1983年(昭和58年)に近隣から分けてもらったあじさいを植えたことがみちのくあじさい園の始まりとなりました。
アジサイの美しさに魅せられた伊藤さんは「アジサイになった男」の著者で日本アジサイ協会初代会長の山本武臣氏と出会い、全国のヤマアジサイを植栽することを夢みました。山本会長も伊藤さんの杉山がアジサイの成育に最適だと、自ら収集していたアジサイを移植して、園内に山本コレクションコーナーが誕生しました。
他にも、全国のアジサイ愛好家や業者から譲り受けたり購入した原種のヤマアジサイが次々と植えられ、珍しいアジサイが杉山の中であたかも自生しているかのように見事に花を咲かせ、さまざまな形や色彩は楽しみとともに感動を与えてくれます。
今では、ヤマアジサイを主に250種25,000株のアジサイを楽しむことができ、手入れの行き届いた杉林とアジサイは日経新聞で東日本一のあじさい園として紹介され、近県からの観光客とともに全国から愛好家が訪れています。
15haの園内にはアジサイを楽しんでいただきたいという伊藤さんの配慮が行き届き、杉山の中を歩きやすいようにウッドチップを敷きつめた遊歩道、食事やイベントを楽しめるレストハウス、アジサイを眺めるお休み処、展望台などが整備され、ゆったりとした時間を過ごすことができます。また、長時間歩くのが大変な方々のために乗用カートも準備されています。
この図鑑は故山本武臣氏によって編集された初版を、日本アジサイ協会会員の秋田宏氏によって再編集されたものです。みちのくあじさい園に植栽されている品種の他、アジサイ愛好家の方々にお楽しみいただけるよう多品種を収録しています。
1冊1200円(税込み・送料別)
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